さて、もともとのこのblogの流れが途絶えて半月になりました。すぐに以前のペースで再開する気にもなれないので、今回はすこし閑話休題っぽいお話を。
たとえばINしなくなって何年もたったあと、みなさんならこのゲームについてどんなことをまず思い出しそうですか。想像するにわたしはなにか、今は意識もしていないような些細なことが、案外なつかしく思い出されるんじゃないかなぁと思っています。たとえば船の舵を切ったときのガガガガという小気味の良い音だとか、街なかを走るときにズームアップすると聞こえてくるスタスタという足音、あるいは写真をうまく撮れないくらいのピサの斜塔の大きさだとか、猫のNPCの顔を舐める仕草とか、そういうこと。
目をつむり、そうした些細な思い出がよみがえってくるのに身をまかせていると次第に、友人たちと連れ立っての、くだらない冗談を言い合いながらの冒険紀行や、海賊に恐々としつつの長距離交易、数百隻が集う大海戦での自艦隊の快進撃、と記憶のなかの情景はより鮮明に、豪胆に、そして細密になっていく。
前回の記事(8/12)でいただいたなかに以下のようなコメントがありました。コメントの総数が多く見つけづらいので、ここに一部引用させていただきますね。
> 私が同系のBLOGを徘徊する理由は
> 同じ世界にある「他人の目線で見た世界」を知りたいとの想いからだったりしますが、
> goodbyeさんの文章はご自身の目線が非常にしっかりと書かれていて
> 「goodbyeさんからみたこの世界」が実感しやすく
> その点がとても素晴らしいところであると思っております。
(8月14日16時21分 Melchiorさん:18番目のコメント)
お褒めいただいた文章を元に記事をつくる恥ずかしさをおして続けますが(笑)、とくに“吐息の航跡”の記事群を書いている頃などは、まさにMelchiorさんのおっしゃる「他人の目線で見た世界」を書き出しておきたいという動機が大きかったので、そこを見ていただけるのは嬉しいかぎりです。ありがとうございます。
自分の目なのに「他人の目線」を意図したというのは、プレーを始めてその頃すでに半年がたっていて、開始当初の新鮮さがすっかりなくなっているのに気づいて、色々新鮮に感じていた頃の記憶を忘れないうちに記録として残しておきたい、という欲求に駆られたという意味なんですね。すべてが新鮮に見えていた自分はやはり、今の自分からみて他人ですから。そして今はたしかに、たとえば風向きや天候、交易品なりアイテムなりの相場や色とりどりの同盟港の存在などが、プレイ上の有利不利を見極める単なるデータに近い存在になっている。そのことにあらためて気づけたことは、それだけをとるならまぁ今回の出来事がもたらしてくれた、唯一のケガの功名とも言えるのかもしれません。
Melchiorさんは続けてこうもおっしゃっています。
> ただ、学のない私には、goodbyeさんの哲学的な文体を
> 難解この上なく感じることも偶にありまして
> 笑点の林家こん平師匠曰くの
> 「あたしゃ難しい ことはわかりませんが」的な思考で
> 「要はこういうことかなぁ」
> などと私なりの解釈で文章を読ませて頂くことも^^;;
これ、自分でもよくわかるんですよね。特にプレー内容以外のことについて書くときなどは、できるだけ意味の総量を圧縮してまとめたいという志向性が働いてしまい、またゲーム外の話題ですからいきおいゲーム外の語彙を持ち込むほうが書く上で容易なこともあり、限られた時間だとやはりそうなってしまいがちなんです。
ですからこうした点についてはMelchiorさんがおっしゃるように、「要はこういうことかなぁ」と想像していただくことがわたしにとっても一番助かるのはたしかです。煎じ詰めれば言葉というものは差異の体系に過ぎず(←圧縮(-_-;;))、辞典なり学術書なりでの定義というのも結局のところは誰かによる一解釈、一主張に過ぎませんからね。そんなことよりこうしたご指摘をするために、文章力がねえんだよボケェ!!!!とか言い出さず(^^;)、林家こん平師匠のセリフを持ってくるあたりに Melchiorさん独特のお人柄がうかがえて、なんだかとても和んだ心地にさせていただきました。素敵なコメント、感謝です。
今回この記事につけた画像は、下記URLで見られる動画の一部です。一部では非常に有名なので、ご存知のかたも多いかもしれません。けれども記事冒頭の画像に見覚えのないかたには、ぜひおすすめしたい作品です。わたしは初めてみたとき、思わず涙しました。
最初に断っておきますがこの動画、サイズの大きなものを選んであるため全部見られるようになるまでダウンロードにかなりの時間を要します。(わたしの環境では10分) けれどもそこはどうか耐えて、というか食器洗いなり掃除なりしていただいて、かならず全て落とし終わるまで待ってから見てください。そうしていただければおそらく少なくないかたにとって、とても気持ちの良い視聴記憶として長く残ることが請け合いの逸品です。初めて見るときが、一番大事なんです、こういうの。
http://www.bravia-advert.com/commercial/braviaextcommhigh.html
(できれば以下をお読みいただくのは、映像を見終えたあとに。)
ご覧いただければわかりますが、これCM作品なんですね。けれども極めてスタイルが洗練されているゆえに、宣伝効果をまったく犠牲にすることなく、映像芸術としても非常に高度の達成を遂げています。監督の Nicolai Fuglsig は製作時なんと若干27歳。さらに言えばこの作品、実はその年のカンヌ国際広告祭のグランプリ作品だったりもします。
そしてこういうCMをつくらせるソニーという会社。決して回し者とかじゃないんですが、素晴らしいマインドを持った企業だと思います。東京に長く住んでいるかたであれば、山手線の品川から五反田にかけてソニー関連のオフィスビルがずらりと並んでいることをご存知のかたも多いと思いますが、そのはずれのほうに CSL (Sony Computer Science Laboratories, Inc.)というソニーの抱える研究機関の小さな建物があります。他のビルに比べてかなりひっそりとした佇まいのそこには、実はAIBOや二足歩行ロボット、QUALIAブランド等の開発の端緒となった一線級の頭脳が結集しているのですが、友人が幾人かそこへ在籍していることもあり、わたしも何度か出入りしたことがあります。なんというか、ほんとうに羨ましい研究環境なんですよね。ひとことで言うならたとえば、プレゼン用の大型スクリーンの周りには会議用のイスとテーブルではなくて、スポンジみたいで抱いたり投げ合ったりもできるソファーが数十人分ころがっているような。遊び心と真剣さがほどよく並存していて、ここからなら新しいものが生まれてくるのもうなずけるというような。(笑) そして分野は各々違えど、そういう場所でがんばっている友人たちの存在を誇らしくも微笑ましくも思えたり。
それでね、先月くらいから急にgoodbyeのINが減ってきたのは実のところ、わたしもそろそろ、ようやく本気でなにかつくりださなきゃと思い始めたというのもあるんです。ずっと学生だったんですけどね、いいかげん重い腰を上げなきゃなぁと。自分の力でそんな研究の場をもぎ取った友人たちを羨んでる場合じゃないなと。Nicolaiナントカいうどこぞの兄貴に、モニターの前で悔しい思いを抱いてる場合じゃないぞと。(笑) なのでINが減っていることや前回記事のことを気遣ってゲーム内でメールをいただいたりもしてますが、わたしはぜんぜん大丈夫です。ほんとうにご心配なきよう^^ 幽霊船イベントは行けないかもだけど、ユーザーイベントや件の模擬戦イベントなんかは今まで通り、ハッスルさせていただきまするw そしてそういうところ、細かくお気遣いいただけるフレにこの1年で恵まれたことはほんとうに嬉しいし、ほんとうに幸せなことだと思います。ありがとうね。
きのう、河合隼雄さんが脳梗塞で倒れられたとの報に接しました。容態は重いとのこと。よしもとばななさんや村上春樹さんといった現代的なスタイルで個人の内面に沈潜していく小説群と、塩野七生さんや故・司馬遼太郎さんなどの主人公が小説世界内“現実”と丁々発止わたり合っていく種の歴史小説とに分裂していた中学時代のわたしの読書性向を、さりげなく一つにまとめ上げてくれ、より深いものにしてくれたのが、河合隼雄さんの著作群でした。十代後半の支えだったし、今もわたしの底のほうで指針となっている言葉を多くもたらしてくれたかただけに、実はそっちのほうが今かなり不安です。こんなところで言うのも変だけど、ご快復を心からお祈りしています。数日前には伯父が骨髄肉腫との報せも受けたり、なんだかリアルでもいろんなことがいっぺんに起きてるさなかだったりするんです^^;;
わたしが引退するときは、IN回数が次第にまばらになっていき、いつの間にか人知れずいなくなっている、んだろうなぁ、きっと。
たとえばINしなくなって何年もたったあと、みなさんならこのゲームについてどんなことをまず思い出しそうですか。想像するにわたしはなにか、今は意識もしていないような些細なことが、案外なつかしく思い出されるんじゃないかなぁと思っています。たとえば船の舵を切ったときのガガガガという小気味の良い音だとか、街なかを走るときにズームアップすると聞こえてくるスタスタという足音、あるいは写真をうまく撮れないくらいのピサの斜塔の大きさだとか、猫のNPCの顔を舐める仕草とか、そういうこと。
目をつむり、そうした些細な思い出がよみがえってくるのに身をまかせていると次第に、友人たちと連れ立っての、くだらない冗談を言い合いながらの冒険紀行や、海賊に恐々としつつの長距離交易、数百隻が集う大海戦での自艦隊の快進撃、と記憶のなかの情景はより鮮明に、豪胆に、そして細密になっていく。
前回の記事(8/12)でいただいたなかに以下のようなコメントがありました。コメントの総数が多く見つけづらいので、ここに一部引用させていただきますね。
> 私が同系のBLOGを徘徊する理由は
> 同じ世界にある「他人の目線で見た世界」を知りたいとの想いからだったりしますが、
> goodbyeさんの文章はご自身の目線が非常にしっかりと書かれていて
> 「goodbyeさんからみたこの世界」が実感しやすく
> その点がとても素晴らしいところであると思っております。
(8月14日16時21分 Melchiorさん:18番目のコメント)
お褒めいただいた文章を元に記事をつくる恥ずかしさをおして続けますが(笑)、とくに“吐息の航跡”の記事群を書いている頃などは、まさにMelchiorさんのおっしゃる「他人の目線で見た世界」を書き出しておきたいという動機が大きかったので、そこを見ていただけるのは嬉しいかぎりです。ありがとうございます。
自分の目なのに「他人の目線」を意図したというのは、プレーを始めてその頃すでに半年がたっていて、開始当初の新鮮さがすっかりなくなっているのに気づいて、色々新鮮に感じていた頃の記憶を忘れないうちに記録として残しておきたい、という欲求に駆られたという意味なんですね。すべてが新鮮に見えていた自分はやはり、今の自分からみて他人ですから。そして今はたしかに、たとえば風向きや天候、交易品なりアイテムなりの相場や色とりどりの同盟港の存在などが、プレイ上の有利不利を見極める単なるデータに近い存在になっている。そのことにあらためて気づけたことは、それだけをとるならまぁ今回の出来事がもたらしてくれた、唯一のケガの功名とも言えるのかもしれません。
Melchiorさんは続けてこうもおっしゃっています。
> ただ、学のない私には、goodbyeさんの哲学的な文体を
> 難解この上なく感じることも偶にありまして
> 笑点の林家こん平師匠曰くの
> 「あたしゃ難しい ことはわかりませんが」的な思考で
> 「要はこういうことかなぁ」
> などと私なりの解釈で文章を読ませて頂くことも^^;;
これ、自分でもよくわかるんですよね。特にプレー内容以外のことについて書くときなどは、できるだけ意味の総量を圧縮してまとめたいという志向性が働いてしまい、またゲーム外の話題ですからいきおいゲーム外の語彙を持ち込むほうが書く上で容易なこともあり、限られた時間だとやはりそうなってしまいがちなんです。
ですからこうした点についてはMelchiorさんがおっしゃるように、「要はこういうことかなぁ」と想像していただくことがわたしにとっても一番助かるのはたしかです。煎じ詰めれば言葉というものは差異の体系に過ぎず(←圧縮(-_-;;))、辞典なり学術書なりでの定義というのも結局のところは誰かによる一解釈、一主張に過ぎませんからね。そんなことよりこうしたご指摘をするために、文章力がねえんだよボケェ!!!!とか言い出さず(^^;)、林家こん平師匠のセリフを持ってくるあたりに Melchiorさん独特のお人柄がうかがえて、なんだかとても和んだ心地にさせていただきました。素敵なコメント、感謝です。
今回この記事につけた画像は、下記URLで見られる動画の一部です。一部では非常に有名なので、ご存知のかたも多いかもしれません。けれども記事冒頭の画像に見覚えのないかたには、ぜひおすすめしたい作品です。わたしは初めてみたとき、思わず涙しました。
最初に断っておきますがこの動画、サイズの大きなものを選んであるため全部見られるようになるまでダウンロードにかなりの時間を要します。(わたしの環境では10分) けれどもそこはどうか耐えて、というか食器洗いなり掃除なりしていただいて、かならず全て落とし終わるまで待ってから見てください。そうしていただければおそらく少なくないかたにとって、とても気持ちの良い視聴記憶として長く残ることが請け合いの逸品です。初めて見るときが、一番大事なんです、こういうの。
http://www.bravia-advert.com/commercial/braviaextcommhigh.html
(できれば以下をお読みいただくのは、映像を見終えたあとに。)
ご覧いただければわかりますが、これCM作品なんですね。けれども極めてスタイルが洗練されているゆえに、宣伝効果をまったく犠牲にすることなく、映像芸術としても非常に高度の達成を遂げています。監督の Nicolai Fuglsig は製作時なんと若干27歳。さらに言えばこの作品、実はその年のカンヌ国際広告祭のグランプリ作品だったりもします。
そしてこういうCMをつくらせるソニーという会社。決して回し者とかじゃないんですが、素晴らしいマインドを持った企業だと思います。東京に長く住んでいるかたであれば、山手線の品川から五反田にかけてソニー関連のオフィスビルがずらりと並んでいることをご存知のかたも多いと思いますが、そのはずれのほうに CSL (Sony Computer Science Laboratories, Inc.)というソニーの抱える研究機関の小さな建物があります。他のビルに比べてかなりひっそりとした佇まいのそこには、実はAIBOや二足歩行ロボット、QUALIAブランド等の開発の端緒となった一線級の頭脳が結集しているのですが、友人が幾人かそこへ在籍していることもあり、わたしも何度か出入りしたことがあります。なんというか、ほんとうに羨ましい研究環境なんですよね。ひとことで言うならたとえば、プレゼン用の大型スクリーンの周りには会議用のイスとテーブルではなくて、スポンジみたいで抱いたり投げ合ったりもできるソファーが数十人分ころがっているような。遊び心と真剣さがほどよく並存していて、ここからなら新しいものが生まれてくるのもうなずけるというような。(笑) そして分野は各々違えど、そういう場所でがんばっている友人たちの存在を誇らしくも微笑ましくも思えたり。
それでね、先月くらいから急にgoodbyeのINが減ってきたのは実のところ、わたしもそろそろ、ようやく本気でなにかつくりださなきゃと思い始めたというのもあるんです。ずっと学生だったんですけどね、いいかげん重い腰を上げなきゃなぁと。自分の力でそんな研究の場をもぎ取った友人たちを羨んでる場合じゃないなと。Nicolaiナントカいうどこぞの兄貴に、モニターの前で悔しい思いを抱いてる場合じゃないぞと。(笑) なのでINが減っていることや前回記事のことを気遣ってゲーム内でメールをいただいたりもしてますが、わたしはぜんぜん大丈夫です。ほんとうにご心配なきよう^^ 幽霊船イベントは行けないかもだけど、ユーザーイベントや件の模擬戦イベントなんかは今まで通り、ハッスルさせていただきまするw そしてそういうところ、細かくお気遣いいただけるフレにこの1年で恵まれたことはほんとうに嬉しいし、ほんとうに幸せなことだと思います。ありがとうね。
きのう、河合隼雄さんが脳梗塞で倒れられたとの報に接しました。容態は重いとのこと。よしもとばななさんや村上春樹さんといった現代的なスタイルで個人の内面に沈潜していく小説群と、塩野七生さんや故・司馬遼太郎さんなどの主人公が小説世界内“現実”と丁々発止わたり合っていく種の歴史小説とに分裂していた中学時代のわたしの読書性向を、さりげなく一つにまとめ上げてくれ、より深いものにしてくれたのが、河合隼雄さんの著作群でした。十代後半の支えだったし、今もわたしの底のほうで指針となっている言葉を多くもたらしてくれたかただけに、実はそっちのほうが今かなり不安です。こんなところで言うのも変だけど、ご快復を心からお祈りしています。数日前には伯父が骨髄肉腫との報せも受けたり、なんだかリアルでもいろんなことがいっぺんに起きてるさなかだったりするんです^^;;
わたしが引退するときは、IN回数が次第にまばらになっていき、いつの間にか人知れずいなくなっている、んだろうなぁ、きっと。
コメント
お金かかった原子色素が日常をeffectしてるような。
表題の映画の監督と同時期に注目されたロバートロドリゲスのEL MARIACHI って暴力映画は監督が新薬の臨床実験のバイトして制作費にしたらしいよ、お金無くてもなんとかなるんかな
日本のCMとかだとこのBRAVIAみたいに芸術性高いようなの滅多に流れることないね、でもそんな商業主義的な作品群がそうならざるをえない慎み深さやわびさびを妄想で感じてしまう。
まぁネットとかゲームなんかよりリアルのほうが大事なのはガチ
ネットゲームPLAY日記でスポンサーからギャラでも貰えるならチガウかもだけどw
疲れたら休むが健全ですy
Quick Time のダウンロードはここから↓
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/win.html
あと、わたしがDOL中たまに落ちるのってPCが古いからで回線速度は問題ないんだった。よく考えたらDOLやる環境でブログみるひとばかりじゃないだろから、一応軽いバージョンのURLも↓
http://www.bravia-advert.com/balls/
記事本文のURLは、Extended version (180 secs) の“high(H.264)”にリンクのあるものです。このページ中に、当該CM第二弾の製作報告も出てますのでご関心があればぜひ。こんどは色塗りまくりっぽいですw
ロバート・ロドリゲスかぁw そんな好きなタイプじゃないけど、観客に媚びないあの徹底ぶりはすごいよね。たぶんいまレンタル屋の準新作棚くらいにある近作の『Sin City』なんて、ハリウッドスター次から次に入れ替えといて、“なにこのゴーイングマイウェイ@@;”って感じが凄かったw
コメント読んで思ったけど、一昔前の作家や画家なんかが往々にしてもってた、貧乏でちょっと狂ったイメージが醸造された社会的根拠ってたぶんあって、今ならそれが映像作家や身体芸術の分野にスライドしてるとこはあるのかもね。逆に言えば文芸や美術のフィールドって老成しちゃって、もうそういうがむしゃらな才能受け入れる余裕がなくなってる気もちょっぴりしたり。
CMのヴィジュアルってモノへの欲望がマーケットリサーチされた結果だしね、日本の場合は佐藤雅彦みたいに親近感もよおす感じのが今のとこ一番ウケがいいのかも?
trdって誰なのかと思ったw まさか昔リス銀行前でいきなり胡椒をトレードしてきたTzさん!?(イヤイヤたしかに服着てないけど、わたしあなたの追尾キャラじゃありませんから!^-^) とかフラッシュバックしたり
書き手が、題材となるものとの距離をどの位保っているか
など、第三者が読むと面白いです。
また、題材とする(料理するもの)を冷静に見て、考え
現実的で客観的に見てみると、淡白で面白みもない。
そうした味も素っ気もない考えが、もっともらしいと
思っても、そこに書き手の色、毒っ気を混ぜていくことで
読み手に、何かしらのメッセージが伝われば、ブログを
書く意義が見える気も知れません。
では、では。
感激すると共に気恥ずかしさでいっぱいです(^^;
「難解」等と偉そうに言っておりますが
文章を一つ一つ解きほぐすように読み解き
そうした中から相手の意図や意識を読み取るのが好きで
あれやこれやと想像しては読み取った内容と噛み合わせて読み進めていく
その過程が好きだったりします。
ただ、読み違えては首をかしげる事もしばしばありますが(^^;;
ご呈示の映像、拝見致しました。
夜の静かな時間に部屋の明かりを消して見た所為もあってか
非常に心に残る映像でした。
言葉で表現出来ない自分に少々苛立ちを覚えもしましたが、
ただただ感嘆の極みといったところでしょうか。
久々に心に染み入る映像に出会えたと思います。感謝感謝です^^
リアルの方で色々と動き出されるご様子で
goodbyeさんの一ファン(笑)として応援致しております。
それでは^^