ひとが水に溺れるのは
■復帰之介
  ひさしく触れてなかったこともあり、また生来の忘れっぽさもあって思いのほか見慣れない事物に囲まれている気などして、新鮮といえば実に新鮮、けれど変わりないなあといえばまったく変わりのない平凡な時間の流れに居心地の良さを覚えたり。このブログも数ヶ月ぶりに更新してみようかと前回記事の日付をみるとまだ2ヵ月しかたってなかったり。今月INしないとたぶん商会も自動退会処理の憂き目に遭うはずで、ショップの売り上げどうなるんだろうなんて頭をよぎったことも追い風となり勢いで復帰してしまったあたりなど、うまく踊らされてるなあとか心の内にうっすらと呆れ笑いも浮かべつつ、今回の記事のテーマはこんな感じで‘だらだら書く’と決めました。

■新船の心地
  といって書きたいことが格別なにかあってのことではなく、次の行に何を書くかも白紙のまま見切り発車している次第なのだけど、ゲーム内ではとりあえず週末の定例模擬に出て、バトルキャンぺーンが始まったのでそれにも出て、商会のきゅん子さんが新型船を貸してくれたのでそれも堪能してみましたというあたりで今朝にいたります。重畳。久々に接した艦隊戦の心象なんかについてはまた違うテンションに襲われるのを待つとして、休止中に方々のブログでの言及から予想していたダメダメなイメージは払拭されて、けっこう楽しい船でした、かのロイヤルフリゲート。ただ戦列艦やガレアス系に比べてTPOや技術がより求められるなと実感。乗っている本人だけでなく、艦隊メンバーも必然的に明確な戦術の変化を要求されることになりますね。つまりこの船の有無に関わらず同じ戦い方をするなら艦隊の戦力を弱める結果につながります。ロリゲっていう略称が定着していたのにはちょっとたじろいだけど。
  まあ‘ゲーム内世界’的には新出のお試し期間はすでに終わって、そのあたりを磨きだす人たちがそろそろ出始める頃合いでしょうか。正直最高耐久での模擬戦にはきつい印象をもちましたが、危険海域における遭遇戦や追撃戦、バトルキャンペーンや大海戦では活きる場面も多そうです。にしてもロリゲって、以下略。

■経験は量ではなく幅なのですの巻
  今回の復帰を後押しした大きな理由のもう1つが、先週のアップデートでの冒険経験が入りやすくなる仕様の変更で、冒険キャラなのに滅多に冒険しない病がもうずっと続いていた裏キャラにとうとうの陽の目がとか目論んでみたのだけれど、復帰して数日がたち発見したのは仮に3倍の経験値がもらえるようになったとしても、そういうことが問題じゃなかったのねという儚い現実でした。要するに、ぜんぜんやる気がプラスされていないようなのです。もともと冒険要素に惹かれてこのゲームを始めたはずなのに、久々にINしてもなおこういう心理が保持されてしまうのは、何とも不思議な事態です。
  たとえばララ・クロフトほどでなくても、もう少し冒険面で楽しめる要素の幅が増えてくれたらまた別かもなとも。このブログで東南アジア実装前に妄想したボルネオ島などでの人間以外のNPCの実装とか、その程度のささやかな追加でもけっこう変わりそうな気はするんですけどね。キツネ捕獲してペットにしちゃえるとか。いまの仕様、本来の意味での冒険感が多少なりとも得られるのは、ゲームのごく序盤だけではないでしょうか。もちろん人によりけりのことですけれど、ああでもこういう妄想の膨らみ具合は変わっていないかな、極私的な話として。ってトゥームレイダー、やったことないんですけど。

■友人簿怪談系
  フレンドリストを開いたのも数ヶ月ぶりだったわけですが、やはりひさしぶりのフレとのチャットは楽しいものですね。懐かしい友達が変わらずいてくれたという感じはリアルとまったく同じものでした。実時間的に付き合いの濃い軍人仲間より、それ以外の場面で知り合ったフレのほうがそういう楽しさは何だか大きかったです。軍人仲間だと挨拶もそこそこに戦術だの装備だのの話に突入してしまい、ひさしぶりもなにもあったものじゃありません。この脳筋どもめどもめ。
  それはそうとリストの登録数が限度の128から3ほど減っておりました。なるべく1は空けるようにしてましたから、たぶん2人ほど消えたはずなのだけど、リストをいくら眺めても誰なのかわかりません。わからないくらいだから何かの機会に登録したままその後交信がなかったひとなのだろうけど、わからないとかえってとても気になります。遠い記憶のなかでクラスメイトの一人だけがのっぺらぼうとか、そういう方向に想像をふくらませてしまうとなんだか怖いですね。時刻が早朝なせいもあり、モニターに向かっている自分の背中が妙に気になりだします。読んでいてたまらずうしろを振り向いてしまったひとがいたら、ごめんなさい。振り向かないほうが身のためです。

■スタイルの維持ってけっこう気をつかうのよの話
  いまになってこのブログの過去記事をざっと読み流してみると、なんとまあよく書いたものだよと感心してしまいます。とりわけ右欄のテーマ一覧でいう“海のなかの見えない航路”、“世界独航記”、“水の棲み処”あたりの記事には、その時でなければ書けなかったろうなと思えるような独特の緊張度を感じさせるものもあり、あまり覚えてないものなどは他人の文章のごとく楽しめてしまったり。大航海時代に縁のある映画を集めた“就職・転職”のシリーズも、数が貯まったことでそれなりに意味のある記事群になった気がします。とはいえただの映画評と言えばただの映画評なので、これについては動機の大小にかかわらず同じテイストを継続させることもできるでしょうね。
  しかし休眠状態に入って2ヵ月がたつのに、このブログのカウンターはなぜか毎日よく回っているようです。おそらく大量のログによる検索サイトからの一見さんと日記ブックマーク欄目当ての常連さんがほとんどで、記事そのものの更新を期待して来るひとはもうほとんどいないんじゃないかと思うけど、ゲームに復帰したからにはこっちも復活するかもと思うひとがいたなら放置を決め込むのも不届き千万な所業だし、きっとそういう懸念も少しあってそろそろ更新しちゃおうとぞ思います。おなかもへってきたし。というわけで、長文スタイルだけはむりやり維持したんだからねっ、と。

  人間が水に溺れるのは、重力の観念に憑かれているからだ
                                         ― マルクス・エンゲルス


ざぶーん。

コメント

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あいぽん
2008年4月20日9:32

(今さらだけど)お帰りなさいで嬉しかったんだよぉ♪
冒険経験あがって嬉しかったのは最初の2日だけだった・・・
経験が入るのが楽しいんじゃぁないもんねえ

nophoto
ナナミ・ミライ
2008年4月20日20:30

こんにちわっ^^
ロイヤルフリゲート、重フリゲートが重フリ、あるいは重フリゲ。大型フリゲートが同じく大フリ、大フリゲ。となれば王フリ、王フリゲなどはいかがでしょうか・・・・
私もロリコンゲームみたいなロリゲはイヤンです^^;

野菜人
野菜人
2008年4月21日0:58

おかえり (´ω`)

goodbye
goodbye
2008年4月21日14:47

> あいぽん:

あいただいまですw 喜んでもらえて幸せですん^^
出会ったころのあいぽんはようやく冒険レベル30に届くかって頃だったもんねぇ。誰かさんと違って今じゃずいぶん立派になったよね、えらいですw

> ナナミ・ミライさん:

こんにちは^^
王フリ! なんかフリルのついた衣装をまとった王様をイメージしてしまいました。それもなぜかぽっちゃり系w 独自にネーミングを考えるのは面白いですね。そういえば昔ガレー系をもじゃもじゃと言ったりサムブークをスリッパと言ったりっていうのがあったなぁ。あれ、ジーベックのことだったかな?w

> 野菜さん:

ただいま〜。o゜(p´□`q)゜o 。

復帰早々野菜さんの健康状態が気になりだしましたよw ってきのうは稲庭うどんに鳥の焼いたのとな! 意外にいい感じかも!?w 

nophoto
ロジ
2008年4月28日20:21

復帰してたのねー

>経験は量ではなく幅なのですの巻
経験だけでなく熟練も週末だけポイント5倍とか
やってくれればやる気(復帰)倍増なのですが。

goodbye
goodbye
2008年4月29日14:30

> ロジさん:
おひさーw なかなか会わないなーと思ってたら休止してたのね><

まあそういわずに商会員とハンゲやりにINするとかもアリかもw きのうも教祖さふぁさんあたりが呼びかけてなんかしてたよーw

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