インファイト・アンワインド
  ひさびさにプレイ日記らしい記事を。
  さいきんはずっと賞金稼ぎになってプレイをしています。キャラの職業が賞金稼ぎなら、実際のプレイ内容も賞金稼ぎという感じに。といっても定例の模擬戦参加を除くと洋上でのプレイ時間自体が大して長くないわけですが。喜望峰以東へも久々に遠征してみようかとも。

▼近況
  ふだんのプレイ内容について、4月始めに少し書いて以来まったく触れてないことに気づきました。(笑) この間にも商会内では

フィリバスタ転職クエストツアーを企画開催したり、↓
http://neko6.blog18.fc2.com/blog-entry-242.html

対抗戦でハッスルしたり↓
http://nekokyoudan.blog14.fc2.com/blog-entry-840.html
http://diarynote.jp/d/77597/20070430.html
 

とまぁそれなりにいろいろ遊んではいます。それぞれの関連ブログ記事に直リンクさせてもらいました。猫教団blogのgoodbye筆による記事群のほうが余程ここよりプレイ日記っぽいのは内緒です。Mr.マリオサン、いつもながら動画提供感謝です^^

▼賞金稼ぎ as occupation
  では本題。まずキャラ職業としての賞金稼ぎについて。対人戦メインの海事職としてみた場合、賞金稼ぎの大きな特徴は防御系のスキル優遇が厚いことと、攻撃面では最も有効性の高い水平射撃が非優遇なことにあります。従ってふつうに考えれば他の砲撃系優遇職に比べて撃沈率と被撃沈率がともに下がるはずですが、わたしの場合どちらも上がっているのが現状です。
  撃沈率の向上は単純に今のPC環境に慣れて視野と先読みの時間幅が広がったことが大きそうです。ただ水平射撃が非優遇な状態でのインファイトおよびクリティカル撃沈を視野に読み込むと、どうしても回避スキルと貫通スキルの頻繁な切り換えが必要になるんですね。以前のPC環境では戦闘中のスキル切り換えを端から諦めていたので、元から回避操船が下手なうえこの見極めができていないことが、いまの被撃沈率上昇の一要因と言えそうです。
  
  賞金稼ぎの転職クエストは用心棒限定で用心棒の優遇スキルには操舵がないことが、これまで転職に伴う熟練度ロスの問題からこの職への転職の最大障壁でした。春先のアップデートにより、この問題が解消されたのは嬉しい限りです。対人メインのプレイヤーでこの職業を選ぶひとは今もあまり見かけませんが、なかなか悪くないスキル構成だと思います。

▼賞金稼ぎ in practice
  対人海賊を相手にした戦闘も時折するように。この冬までは交戦することがあっても勝利を目的にすることはあまりなく、ソロで複数艦隊に仕掛けて時間稼ぎをしたり、手近な知り合いと組んで追いかけて封鎖してみたりといった程度だったのですが、環境面での改善もあり今は与撃沈or与拿捕を前提とした艤装で臨むようになりました。
  といっても数日に一度危険海域を巡回する程度なのですが、海賊の活動が昨今また盛んになっていることもあり、この1週間ほどの海賊撃沈による賞金収入は10M(1000万D)を超えました。自船には賞金が掛かっておらず、拿捕でもされない限り失うものがないというアンフェアな状況での戦闘になりますから、それでも向かってくる海賊プレイヤーに対しては敵ながら天晴れだなぁと思います。

  無差別海賊団も復活しましたね。この海賊団については過去幾度か触れてきましたが(「海賊の艶」2006年4月9日記事など)、総体としてはその活躍を歓迎しています。むろん海賊ですから一般のプレイヤーに仇なす存在なのは確かですが、首領以下きちんとゲームとして遊びきる心構えができている人たちなので、戦ってもカラっとしているんですよね。そこがいい。一緒に戦ってみるとわかりますが、こういう部分でジメジメしてるプレイヤーって思いのほか多くいたりします。
  ただこれもまたこのゲームの抜きがたい一側面なのは確かですし、良い機会なのでここで実例を一つ書き付けておくと、先週ある海域で他国の討伐艦隊がこの海賊団と交戦中に援軍要請を出していたんですね。このとき辺りには見渡すかぎりわたし以外に軍船がいなかったため援軍に入ったところ、戦闘終了後に討伐艦隊のなかに「海賊に加勢してイスパ(つまりわたし)から狩るか」といった趣旨の暴言を吐くひとがいて、これは驚きました。どうもPKK(海賊討伐)軍人を自認しているプレイヤーらしいのですが、だとすればこの発言はやはり支離滅裂な暴言以外の何物でもありませんし、わたしはこのときソロでしたから本気なら自分で襲ってくればいいのにそういう素振りはまるで見せず。
 
  この無差別海賊団は構成員も多く神出鬼没なので、討伐する側が国籍にこだわって艦隊を分かつようでは遠隔地での討伐機会がどうしても減ってしまいます。この状況下では敵の敵は味方という選択が冷静な戦略的判断というものだろうと考えてこれまでもその国の軍人さんとは適時手を組んできたので、一般の商船や冒険船からみてもこういうプレイヤーの言動は無差別海賊1人分の行状よりむしろ害とすら思えます。実はこのとき自船は海賊側の旗艦に対してコンボ撃沈を与えていたのですが、撃沈後にこの発言はあまりにも幼稚で唖然としてしまいました。海賊側にはフレンド登録を交わしているひともおり、鬱屈となりうるのは本来被害を出した彼らの側なわけですが、戦闘後にはよほどスカっとした会話を交わせたり。
  とはいえこれも、負の感情のスパイラルに周囲を巻き込もうとする心性の持ち主はどこにでもいるという至極ありふれた話とも言え、このとき討伐艦隊にいたひとがみな同じ考えの持ち主とは到底思えません。よってこうした特定のプレイヤーだけ一度出会ったら以後無視すれば事足りる話だろうとも思います。MMOならではの対人戦に出向くと、この種の無闇な怨嗟の発露に出くわすことも稀にあるのは確かですね。

▼上納品をつかってみる
  それはそうと先月の公式イベント“チューリップ・バブル”の景品で対人用上納品をもらったので裏キャラに携行させていたところ、航行中に対人海賊が検索にかかったため遭遇しそうなルートを採ってみたら運良く(?)襲われてしまいました。(笑) そこで試しに使ってみることに。すると交易所などで聞く‘じゃらん♪’という決済時の効果音とともに手持ちのお金が半分なくなったほかは、対NPC用の停戦協定状とまったく同様に戦闘終了となりました。頭では分かっていましたが、あっけなさすぎて何だか拍子抜けした気分です。
  まだインド交易をするには穀物海岸を通るしかない頃に、商用サムブークや輸送用大型ガレーに乗って海賊の存在にびくびくしながら往復していた身としては、これっていいことなのかなぁと少し微妙にも思います。その‘びくびく’があったから長距離の航海も楽しめたわけで。もちろん「上納品は持たない」という選択肢は依然残るので本人次第なのも確かです。ただ最初からこのアイテムに慣れてしまうルートをたどってしまうと、このゲームに飽きるのが早くなるような気も。あくまでひとごとですが、そういうケースがあるとすれば残念です。

  ところでこのとき襲ってきた海賊は3人組で、上記の無差別海賊団とはまた別の無差別海賊を標榜しているグループの面々でした。まだ海事レベルが中途半端なためか乗っている船の構成もでこぼこで、海賊船も軒並み大型化したなかちょっと懐かしい感じも。彼らはこちらが軍船の場合ソロで近づいても逃げていくんですね。このあたりもすばしっこい正味の海賊っぽくって、上記の海賊団とは別の意味でアリかもなぁと。(笑)

▼画像とおまけ
  今回は賞金首/賞金稼ぎ関連ということで、画像はフィリバスタクエの一幕。以下おまけ。

  俺たちゃ海賊! −激動の東アジア海上史− :
  http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/kaizoku.html

  東アジアを軸とした海賊史まとめです。図解も豊富で専門書並みの充実ぶりを見せています。やはり東南アジアにはジャンク船が行き交ってほしいですよね。北欧型重ガレーのアユタヤ艦隊が徘徊する姿など、‘大航海時代online’で最もフェイク感が漂っている光景のように極私的には思うのです。(笑)

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